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■第1回SOHO事業者向け座談会のご報告


9月11日(土)に行われた「第1回SOHO事業者向け座談会」では、実際にSOHOに業務を発注しておられる事業者側のゲストと、SOHO事業者もしくは今後SOHOを始める予定の参加者の皆さんとの活発な意見交換が行われました。そのなかであがった貴重なお話を、ピックアップしてお知らせしたいと思います。

■今回ゲストとして参加して下さった皆さま

コーディネーター 堤 香苗氏(キャリア・マム代表)
ゲスト 佐藤 真也氏(有限会社ヒーローガレージ代表取締役)
  谷川 瑞穂氏(株式会社ティファナ マルチメディア事業部)
  佐藤 南利氏(株式会社ティファナ マルチメディア事業部)
  角田 正隆氏(株式会社グッドウィルキャリア)

まず、仕事の発注者側がSOHOをどのように捉え、どのような選択基準で仕事を発注しているのか、というあたりをお尋ねしたところ、「個人事業主であり、発注内容・発注金額に見合う対価を提供できること」「副業意識ではなくプロ意識があり、プロとしてのクォリティを追求できること」などの
ご意見でした。行政サイドでは、定義として「パソコン」、「在宅」などのキーワードが見うけられるようですが、発注者側は、個人で仕事をこなすプロフェショナルスキルを持つ人、と捉え、パソコン、在宅などはそれに付加されている環境条件とみなしているのではないでしょうか。

そのような観点から、発注する際の選択基準として、ゲストの皆さんが「一度は必ず会ってみて人物判断する」とのことでした。また個々のご意見として、職務経歴書=会社案内と捉え、「自分ができること」が明確な人を選ぶ。

(角田氏) 職務経歴書=会社案内と捉え、「自分ができること」が明確な人を選ぶ。


(佐藤真也氏) 相手の熱意が伝わる人、営業努力をしている人等、自分が信頼を寄せた人に発注して失敗があった場合は、自分なりに納得がいく。

(佐藤南利氏) 過去の作品を見て技術やカラーを判断する。発注内容を連絡した際に、それに対するアイデアや意見を返信してくれる人に対してはメールであっても情熱を感じる。

(谷川氏) 最初に契約する際は金額・納期などの条件が厳しい。それをクリアした人に対して徐々に規模の大きな仕事を任せるようにしている。

(角田氏) といった、やる気とそのプレゼンテーション力を評価する声がありました。また、報告、連絡などの社会人としてのマナーは重要。進捗状況の連絡がなかった人とは途中で契約を中断したこともある。

(谷川氏) ビジネスの時間帯に連絡がとれる、所在が分かる人に発注する。。

(堤氏) 登録用紙の書き方や電話で話したときの声のトーン等でもある程度判断はできる。感
情表現等、コミュニケーションの下手な人は損をする

といった担当者との信頼関係をきちんと作れるか、も重要なポイントのようです。
次に、SOHOとの契約は企業にとってリスクが高いと敬遠されがちであると良く耳にします。その点に関してどのように考えているのかのお尋ねに対して、デジタルコンテンツに関しては、権利関係がうやむやになりがちなので、住所、電話番号、メールアドレスなどは最初に必ず確認する。業務委託契約書を結ぶ。ノウハウが属人的に蓄積されるような仕事は発注しない。機密性の高い仕事は外部に発注せず社内で処理している。万一発注先が仕事を完遂できないことも予測して、代替がきくようにしておく。自社でマネジメントできる内容の仕事しか発注しない。規模の大きな仕事は、特定の人に業務が偏らないように複数で担当してもらうようにしている。などなど、発注者側のリスクへの対応姿勢がよく分かりました。

最後に、SOHO事業者としての今後の成功要因について。インターネット関連、HPの作成コンサルティング。

(角田氏) 発注業務を請け負うだけでなく、自分のスキルを使って提案ができることが重要になる。


(谷川氏)自分の製作したものに対して“作品”としてではなく“商品”という意識を持って、顧客のニーズに合わせていける人。

(佐藤真也氏)企業にはまだSOHOを上手く活用するスキルが十分ない。目的に応じてSOHOをディレクションできるスキルにニーズがある。

というご意見を頂きました。


今回の座談会の総括として、

・SOHOと言えども1つの事業体であり、時勢の流れを読んで環境適応することや情報投資をすることは必要である。・技術的な変化のスピードが速い中で、SOHO同士が助け合ったり、情報交換やスキル向上を図れるようなネットワークがより重要となる。・行政や企業のSOHOに対する関心が高まっている中で増えてきた助成金やSOHO支援のネットワーク等を上手に活用してゆくべきである。

また、現在は実力以上の評価を受けている「SOHOバブル」の状況になっているが、今後SOHOの中で、評価通りの実力を発揮できるところと、そうでないところの二極分化が生じるであろう。という意見でまとまりました。

「座談会」という形式での実施は今回が初めてでしたが、SOHO事業者の皆さんと発注企業の皆さんが率直な意見交換・情報交換をして頂き、よりよい協働関係を築いていけるお手伝いを、私共SOHOシンクタンクでは今後も継続して行っていきたいと考えております。



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