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シンクタンク  

              SOHOシンクタンクNEWS 

                       VOL.10(不定期発行) 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●≪● 1999/10/8

SOHOシンクタンクはSOHO事業の活性化と社会的地位の確立を目指す

非営利団体です。



●≫ CONTENTS ≪● 

  ■ SOHOシンクタンクへの想い

   ■ 第1回SOHO事業者向け座談会を終えて

   ■ 駒澤大学特別公開講義のお知らせ

   ■ 独立事典情報ご提供のお願い

   ■ 会員向けニュースレター「コラボ@21」

   ■ 会員登録のお知らせ 



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■ SOHOシンクタンクへの想い 

 このコーナーでは、私たちシンクタンクの運営委員達が「SOHOシンクタ

 ンク」に寄せる想いをみなさんにお伝えしたいと思います。



  はじめまして、金子由美と申します。

  皆様が今お読みになっている「SOHOシンクタンクNEWS」のレイアウ

  ト,配信作業を主に担当しております。



  私は、今まだ会社勤めをしております。

  その私が何故SOHOシンクタンクの運営委員を?

  一口には言えませんが、大きな動機が2つあります。



  私は長い年月を仕事と子育ての両立という問題の中で、深い葛藤を抱え込ん

  で過ごしてきました。1997年、まだSOHOという言葉が一般的に知ら

  れていなかったある日、本屋で1冊の本を購入しました。タイトルは「SO

  HO  次世代ワークスタイルの考え方と実践」、まえがきには「現在の勤め

  方を超えた次元で働くことを考えている人、現在の働き方を改善する方法を

  探っている人・・・・・・子育てと仕事を両立したい人・・・・・・」にぜ

  ひ読んでいただきたい」と書かれてありました。この本を読んで、SOHO

  というワークスタイルには、私の硬直した状況を打開する大きなパワーがあ

  るように感じました。以来、SOHOには大きな感心を寄せてきました。

  これが1つ目の動機です。



  2つ目は、子供が学童に通っていた時に、私たちはいつも前の世代の人たち

  が苦労して築いてきた恩恵をうけつつ、今この時を過ごしているのだと痛感

  したことです。ご自分のお子さんたちのためにこの学童を作り上げ、お子さ

  んたちが成人した後も、運営委員、指導員、その他いろいろな形で関わり続

  けていらっしゃる方々との出会いから、いつか、私も次の世代にバトンタッ

  チできる何かをしたいと強く想い続けてきました。



  今私は運営委員としての活動を通じて、会社勤めではできない多くの勉強を

  させていただいています。たくさんの素敵な人たちと出会える機会をいただ

  いています。感謝です。



  SOHOシンクタンクは、昨年の10月に発足を公表しました。

  社会に対して大きな責任があると肝に命じております。とにかくこの活動を

  続けていくこと。継続こそ力なりです。

  皆さん、このSOHOシンクタンクをよろしくお願いします。



  * 学童:学童保育所。働く親を持つ小学生の子供たちの毎日の放課後の

          生活を守る施設



      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■ 第1回SOHO事業者向け座談会を終えて

                                     <セミナー企画運営委員:河崎佐和>



  9月11日(土)に行われた「第1回SOHO事業者向け座談会」では、実際

  にSOHOに業務を発注しておられる事業者側のゲストと、SOHO事業者

  もしくは今後SOHOを始める予定の参加者の皆さんとの活発な意見交換が

  行われました。そのなかであがった貴重なお話を、ピックアップしてお知ら

  せしたいと思います。



  今回ゲストとして参加して下さったのは、以下の皆様です。



    コーディネーター:堤 香苗氏(キャリア・マム代表) 

                       http://www.c-mam.co.jp



    ゲスト: 佐藤 真也氏(有限会社ヒーローガレージ代表取締役) 

              システム開発、マルチメディアコンテンツ制作

              ビジネスコーディネーション  

                http://www.amy.hi-ho.ne.jp/astra/



            谷川 瑞穂氏(株式会社ティファナ マルチメディア事業部)



            佐藤 南利氏(株式会社ティファナ マルチメディア事業部) 

              ウエブサイトの設計、コンテンツ制作

              ソフトウェアの開発・販売、

              インターネットを活用した各種ビジネスの立案,運営

                http://www.tijuana.co.jp/



            角田 正隆氏(株式会社グッドウィルキャリア)

              人材派遣、人材紹介

                http://www.gwc.co.jp/

              

  まず、仕事の発注者側がSOHOをどのように捉え、どのような選択基準で

  仕事を発注しているのか、というあたりをお尋ねしたところ、「個人事業主

  であり、発注内容・発注金額に見合う対価を提供できること」「副業意識で

  はなくプロ意識があり、プロとしてのクォリティを追求できること」などの

  ご意見でした。行政サイドでは、定義として「パソコン」、「在宅」などの

  キーワードが見うけられるようですが、発注者側は、個人で仕事をこなすプ

  ロフェショナルスキルを持つ人、と捉え、パソコン、在宅などはそれに付加

  されている環境条件とみなしているのではないでしょうか。

  

  そのような観点から、発注する際の選択基準として、ゲストの皆さんが「一

  度は必ず会ってみて人物判断する」とのことでした。

  また個々のご意見として、職務経歴書=会社案内と捉え、「自分ができるこ

  と」が明確な人を選ぶ。(角田氏)  相手の熱意が伝わる人、営業努力をして

  いる人等、自分が信頼を寄せた人に発注して失敗があった場合は、自分なり

  に納得がいく。(佐藤真也氏)  過去の作品を見て技術やカラーを判断する。

  発注内容を連絡した際に、それに対するアイデアや意見を返信してくれる人

  に対してはメールであっても情熱を感じる。(佐藤南利氏)  最初に契約する

  際は金額・納期などの条件が厳しい。それをクリアした人に対して徐々に規

  模の大きな仕事を任せるようにしている。(谷川氏)  といった、やる気とそ

  のプレゼンテーション力を評価する声がありました。

  また、報告、連絡などの社会人としてのマナーは重要。進捗状況の連絡がな

  かった人とは途中で契約を中断したこともある。(角田氏)  ビジネスの時間

  帯に連絡がとれる、所在が分かる人に発注する。(谷川氏)  登録用紙の書き

  方や電話で話したときの声のトーン等でもある程度判断はできる。感情表現

  等、コミュニケーションの下手な人は損をする。(堤氏)  といった担当者と

  の信頼関係をきちんと作れるか、も重要なポイントのようです。

  

  次に、SOHOとの契約は企業にとってリスクが高いと敬遠されがちである

  と良く耳にします。その点に関してどのように考えているのかのお尋ねに対

  して、デジタルコンテンツに関しては、権利関係がうやむやになりがちなの

  で、住所、電話番号、メールアドレスなどは最初に必ず確認する。業務委託

  契約書を結ぶ。ノウハウが属人的に蓄積されるような仕事は発注しない。機

  密性の高い仕事は外部に発注せず社内で処理している。万一発注先が仕事を

  完遂できないことも予測して、代替がきくようにしておく。自社でマネジメ

  ントできる内容の仕事しか発注しない。規模の大きな仕事は、特定の人に業

  務が偏らないように複数で担当してもらうようにしている。などなど、発注

  者側のリスクへの対応姿勢がよく分かりました。

  

  最後に、SOHO事業者としての今後の成功要因について。インターネット

  関連、HPの作成コンサルティング。発注業務を請け負うだけでなく、自分

  のスキルを使って提案ができることが重要になる。(角田氏)  自分の製作し

  たものに対して“作品”としてではなく“商品”という意識を持って、顧客

  のニーズに合わせていける人。(谷川氏)  企業にはまだSOHOを上手く活

  用するスキルが十分ない。目的に応じてSOHOをディレクションできるス

  キルにニーズがある。(佐藤真也氏)  というご意見を頂きました。

  

  今回の座談会の総括として、

    ・SOHOと言えども1つの事業体であり、時勢の流れを読んで環境適応

      することや情報投資をすることは必要である。

    ・技術的な変化のスピードが速い中で、SOHO同士が助け合ったり、情

      報交換やスキル向上を図れるようなネットワークがより重要となる。

    ・行政や企業のSOHOに対する関心が高まっている中で増えてきた助成

      金やSOHO支援のネットワーク等を上手に活用してゆくべきである。

      また、現在は実力以上の評価を受けている「SOHOバブル」の状況に

      なっているが、今後SOHOの中で、評価通りの実力を発揮できるとこ

      ろと、そうでないところの二極分化が生じるであろう。

  という意見でまとまりました。

  

  「座談会」という形式での実施は今回が初めてでしたが、SOHO事業者の

  皆さんと発注企業の皆さんが率直な意見交換・情報交換をして頂き、よりよ

  い協働関係を築いていけるお手伝いを、私共SOHOシンクタンクでは今後

  も継続して行っていきたいと考えております。

 

  セミナーやイベントに関する企画について皆様からのご希望やご提案をお待

  ちしております。



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■ 駒澤大学特別公開講義のお知らせ



  経済学部創設50周年記念行事

  「中小企業論」(三井逸友担当)特別公開講義

 「おんな一人、会社を起こす−SOHOビジネスの可能性と課題」



 今回、駒澤大学経済学部50周年記念事業の一環として、「公開講義」を実

  施するに際し、ビジネスの第一線で活躍されるゲストを招いて、新時代の創

  業の経験とSOHOビジネスの可能性を、大いに語っていただきます。



 これからの仕事や働き方を考えたい方、SOHOビジネスに関心ある方、イ

  ンターネット時代の経済を研究中の方、女性のキャリアアップに取り組みた

  い方、どなたも参加自由です。御来聴、心からお待ちしております。



  ○ゲスト:笠松ゆみ氏

      (株式会社キャリストセンター社長、日本在宅ワークコミュニティ代表)



  ○日時:1999年10月23日(土)午後2時30分より



  ○場所:駒澤大学本校1号館

       (東京都世田谷区駒沢1-23-1、新玉川線駒沢大学下車・徒歩10分)



  ○連絡問合せ先:駒澤大学経済学部三井研究室

                 電話:03-3418-9364 

                  e-mail: imitsui@komazawa-u.ac.jp

                          または川名 kazumi4649@aol.com まで



  *笠松ゆみ氏は、日本でのSOHOビジネス開業の草分けで、コンピュータ

    とネットワークを駆使した多様なサービスを展開される一方、在宅就業者

    の支援活動をすすめています。また、各方面での講演等でも活躍中です。

   著書:『本気ではじめるパソコン在宅ワーク術』(双葉社刊)

       『あなたにもできるパソコン在宅ワーク術』(日経事業出版社刊)

       『SOHOは営業が命!』(東洋経済新報社刊)



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■ 独立事典情報ご提供のお願い



  月刊アントレから別冊ムックとして、来年1月に発売する「独立事典2000年

  版」の企画・編集のために情報を集めています。



  ●特集名  巻頭第3特集『私たち、2000年に独立します!

        〜起業家予備軍20人の勝算と心意気〜(仮題)』

  ●企画趣旨 タイトル通り、来年2000年に独立・起業を目指す、読者と等身

              大である起業家予備軍の方々に、独立に懸ける意欲や、また、

              その根拠、勝算などを紙上で語っていただきます。起業に関す

              るマニュアル的なことは他の特集記事で補うことにして、この

              ページでは熱意やマインドという“言葉の力”で独立・起業に

              足踏みしている読者の背中を後押しできればと思っております。



  ●探して  1.来年2000年に独立・起業を目指している方。

   いる人  2.雑誌に写真が出ても支障のない方。

        3.独立・起業に懸ける熱意、意気込みのある方。

        4.起業スタイルは問いません。

          会社設立/お店開業/SOHO・フリーランス/

          フランチャイズ加盟/NPO 等で起業される方。



  ●取材方法 アンケートにお答えいただきます。

  ●撮影   (株)リクルート所属のカメラマンがお伺い致します。



  もし、上記の条件に見合う方がご友人、セミナー受講者、ネットーク内にい

  らっしゃいましたら、10月15日(金)までにEメールかTEL、FAXに

  て、ご連絡下さい。

 E-MAIL: emmmyl@mb.infoweb.ne.jp

  TEL : 03-5485-4881     FAX : 03-5485-4882



  読者の方々に、より役立つ記事になるよう精進致します。

  宜しくお願い致します。

                  株式会社 タンク/石田恵海(いしだ・えみ)



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■ 「コラボ@21」に新連載コラム

  「コラボ@21」は毎月1回無料配信しています会員向けニュースレターです。

  毎回、会員の方にご登場いただいていますメールインタビューは、会員のみな

  さんの横顔が垣間見えて面白いと好評です。さらに今月号から、リスクコンサ

  ルタント 竹川 享志氏による新連載コラム「SOHOにも無縁ではないリスク

  対策」が始まりました。今回は竹川様の自己紹介とメッセージ、連載コラム内

  容のご紹介、  次号から本格的に始まります。「危機」を「チャンス」に変え

  るヒントの数々を満載してお届けする予定です。



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■ 会員登録のお知らせ

  SOHOシンクタンクの理念・目的は、様々なSOHO関係者のご協力なし

  には形にする事ができません。一人でも多くの方々に活動趣旨をご理解いた

  だき、ご協力いただけますようお願い申し上げます。

                      

    ● SOHO会員

       情報処理通信機器を利用する、自宅又はスモールオフィスにて事業を行う

       個人

    ● 賛助会員

     ・ SOHO事業・ワーカーを対象とする事業活動を行う事業者

     ・ SOHO事業・ワーカーに関わる行政関係者

     ・ SOHO事業・ワーカーに関わる研究を行う学術関係者



   SOHOシンクタンクでは、Webページから会員登録が行えるシステムを

   用意しています。

   詳細及び登録は http://www.so-ho.gr.jp/kaiinkanri.htm でご案内して

   おります。



━━━━━━━━━━━━━ 賛 助 会 員  ━━━━━━━━━━━●≪●

  (有)パラス  http://www.pallasnet.com/

 サーマルコンポーネント(株)   http://www.thermal.co.jp/

  (株)かんき出版  http://www.kanki-pub.co.jp 

  (株)バンブートラスト   http://www.bambootrust.com

  山本 尚子



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      SOHOシンクタンクNEWS  VOL.10  1999/10/8

      発行元 : SOHOシンクタンク 

              【事務局】〒150-0001 

                東京都渋谷区神宮前4-16-12 青山ビル301 

                       (有)パラス内(運営協力) 

      URL    :  http://www.so-ho.gr.jp/ 

      E-mail :  info@so-ho.gr.jp  

      Copyright(C) SOHOシンクタンク, All Rights Reserved 

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発行しています。 http://www.mag2.com/ マガジンID:0000012019

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