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ビジネス・インキュベーターの整備水準
  意味を正しく理解されていない、カタカナ言葉のナンバーワンに輝いた「インキュベーター」ですが、皆さんはご存じですか?

「インキュベーター」は、元々「孵化器」という意味ですが、これにビジネスがついた「ビジネス・ インキュベーター」という言葉は、創業者の「卵」をかえして一人前の事業者になるまで支援する施設や組織を言います。具体的には、安い賃貸料でオフィスやラボを貸し、入居者に経営に関するアドバイスを行ったり、取引先や専門家を紹介したりというサービスを行っています。

アメリカには 約850のインキュベーターがあります。日本でも、1985年頃から主に国の政策に基づいて整備が始まり、今では 約200カ所(厳密な意味でのインキュベーターは97カ所)も運営されています。ずいぶん多いようですが、日本の人口はアメリカの約半分ですから、400カ所以上設置されていても いいはずです。それでは、他の国の状況はどうなっているのでしょうか?データを見てみましょう。

「海外におけるビジネス・インキュベーターの整備水準」
  インキュベーター数 1インキュベーター当たり人口
日本 97 130万人
アメリカ 850 31万人
ドイツ 300 27万人
フィンランド 54 9万人
韓国 300 15万人
シンガポール 50 6万人
(資料:日本新事業支援機関協議会「第5回JANBOセミナー 新事業創出に向けた新たな取り組み」2003年5月)

お隣の国、韓国では、すでに300ものインキュベーターが設置されています。

フィンランドやシンガポールでは、10万人以下に1カ所のインキュベーターがあるという計算になります。もちろん、人口は赤ちゃんから老人まで含まれていますから、青年から壮年期の人口を考えれば、数万人に1カ所設置されていることになります。

このことは、創業したい人は誰でも支援を受ける機会に恵まれているという状況を示しています。インキュベーターの目的は、創業間もない企業に経営的な支援を行い、その生存率を高めることです。

しかしその前に、相談に訪れた人の適性や事業内容のチェックを行い、創業に向かない人には別の道を勧めるなど、無駄な失敗を未然に防ぐという役割もあります。

創業が活発な国ほど、GDPの成長率が高いという統計データもあります。この夏、もしこれらの国を訪れる機会がありましたら、創業の状況など日本と比較してみるのもいいかもしれません。

 

 



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