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開業率、廃業率の男女間比較
  1980年代半ばから、廃業率が開業率を上回るようになり、経済産業省や厚生労働省をはじめ各省庁や地方自治体で開業支援政策が実施されるようになってきたことは、ご存じだと思います。さて、この開業率
、廃業率をあらためて男女間で比較してみると、どのようになっているのでしょうか。データを見てみましょう。

「開業率、廃業率の男女間比較」(自営業)
  男性 女性
  開業率 廃業率 開業率 廃業率
1980年 0.40% 3.00% 0.43% 10.20%
2000年 0.45% 4.86% 0.38% 12.86%
(資料:総務省「労働力調査」を特別集計。出所:玄田有史(2004)『ジョブ・クリエイション』日本経済新聞社)

1980年には女性の開業率が男性を上回っていましたが、20年の間に男性の開業率は0.05ポイント上昇し、逆に女性は0.05ポイント低下したことがわかります。元々女性の廃業率は男性よりかなり高かったのですが、2000年にはさらに2.66ポイントも上昇していますので、全体として女性の自営業者はかなり減少
していることになります。

このような状況を生み出している原因として、著者の玄田有史氏は(1)女性の独立志向の低さと(2)開業後の女性自営業者の低収益性を挙げています。1980年と2000年の比較ではないのですが、玄田氏が「新規開業実態調査」(国民生活金融公庫)を分析した結果から、開業には「卒業後20年近く仕事を
経験した40歳直後が望ましい」ということがわかっており、女性はそこまで長い仕事経験を経ずに開業していることが廃業の多さに関連しているのではないかと推察されます。また、独立開業のきっかけには、「職場以外の友人・知人が相談相手として存在する」ことが重要なポイントになっており、女性の場合、そのような相談相手が少ないということが想像できます。

女性の働き方も20年前とは大きく変化しています。今後、女性が開業について身近に相談できる施設や、女性企業家同士の交流の場ができれば、女性の開業率ももっと向上し、また廃業率も低下するのではないでしょうか?そのような時代がくることを期待しています。

 

 



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