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統計学でリスクと向き合う
  日本経済新聞社 宮川公男著
  普段とても几帳面に午後7時ごろ帰宅する人が何も連絡なしに7時半を過ぎても帰らない場合には、何かあったのではないか、と心配するようなことは、よくあるだろう。これは実は統計学的な推論をしていることになる。つまり、いつごろに帰ることが多いのか、ということで平均を、そして、そこからどれぐらいずれることが多いのか、ということで標準偏差を無意識で考慮していることになる。このように暮らしやビジネスの中で知らずに統計学的な推論をしていることが多いと著者は言う。

この本では、このような身近な材料から統計の考え方を説明するケースが数ページの読み切りでいくつも紹介されている。その中でも最も重く感じられたのは、著者がガンの摘出手術を受けるかどうか、を統計的に検討し、医者が勧める手術を受けなかったことである。

これは、統計学的にいうと、医者の勧める手術が実は好ましくないというリスクと、実は受けるべき手術を受けなかったというリスクを天秤にかける意思決定をしていることになる。著者も言うように、統計学がその手術を受けるべきでない、という結論を出したわけではないが、その決断の際の、貴重な客観的な視点を提供したのである。

なお、数式嫌いの方も多いとは思うが、ここに出てくるものは、数式が難しいという先入観を捨てて読めば決して難しいものではないだろう。

 

 



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