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ベストセラーの謎
 

今年も残すところ、あとわずかとなったが、出版界では養老孟司氏の"バカの壁"が200万部を突破し、今年最大のベストセラーになった。
ベストセラーといっても小説、ノンフィクション、暴露本、芸能人本、ノウハウ本・・・とジャンルは様々。
この中でマーケティング的な発想で出版されているのがノウハウ本と言えるだろう。
ノウハウ本で大ヒットと言えば、野口悠紀夫氏の"超勉強法、" 超整理術"が思いだされる。どちらも何百万部のベストセラーだったが、その当時、周囲に勉強家や整理整頓が急にうまくなった人が増えたとも思えなかった。
言うまでもなくノウハウ本は、水飲み場までは連れて行ってくれるが、その先は個人の実行次第。ノウハウ本に責任はない。どんなに内容が優れていても、それを実行に移さないならその本の価値も半減してしまうと思うのだが、意外と読むだけで満足してしまう人が多いようである。

実際、超整理術の数年後、辰巳女史の"捨てる技術"がベストセラーになったことをみると超整理術が浸透していないのではないかと思わざるをえない。そんなノウハウ本の中で、大ベストセラーは出ないものの一定の需要を掴んでいるのが決算本と男女本である。

このうち、決算本は数多く出ており、タイトルも"わかりやすい""簡単""スグ"といった言葉の組み合わせの違いだけで似たような書名が大半で、その内容も大差はない。
それでも一定の需要があるわけだが、そもそも背景として決算がわかりにくいということと決算をわかるようになることを必要としている人が多いということだろう。つまり、ノウハウ本における"決算市場"があるわけだ。
この市場は決算自体がわかりやすいものにならない限り、今後も有望な市場と言えるだろう。

一方、男女本で最近、注目されるのは"できる男と出来ない男の見分け方"や"もてる男はここが違う"といった女性(その大半はなぜかクラブのママだが)の視点で書かれた男の識別法である。もてない??男の私にとっても大いに気になるところであるが、まずこの類の本が誰をターゲットにして書かれたのか
今ひとつわかりにくい。
それに"銀座ママ"が観察する男性の多くは"ママの店に出入りする男性"だとすると、一般的な男性とかなりずれがあると思うのだがどうなのだろう。そもそも"もてる男"や"できる男"はこんな本は買う必要はないだろうし、かといって"もてない男"や"出来ない男"が買ったとしてこの本を読んでその一挙一動をマネしたところ"もてる男"や"出来る男"に簡単に変身できるとも思えない。

ということは、女性が読むということなのだろうが、女性がこの本をよんで男の一挙一動をチェックする様を想像するのは少々不気味ではある。さらに、イケ面ブームの現在、さえない外見の男は何をやってももてないとは思うのだが、どうなのだろう。
こればかりは女性に聞かなければわからないが。でも、"誰でもスグ簡単にもてる男(女)になれる方法"という本が出版されたらきっと売れるだろう。
" もてる男(女)"より"もてない男(女)"の方が市場としては、はるかに大きいのだから。

 

 



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