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気になる言葉
 

新聞やTVなどで"2004年を占う"といった予測がなされています。なかでも、某経済紙は毎年、この時期、著名なエコノミストや企業経営者を総動員して、経済成長率や株価など様々な予測を公表しています。

この予測面を毎年保存しておくと、いかに予測が当てにならないかがよくわかります。
予測が皆、一様にはずれるのは、よく言われているように同じような予測モデルを用いていること。氏名と企業名が公表されるので、あまりに大胆な予測をしにくいことが理由としてあげられます。

私も仕事柄、個人的に予測をするのですが、私は著名な人間でも予測モデルにも詳しい人間でもないので、もっぱらどんな"言葉"が"はやる"のかに着目しています。
" はやる"といっても、昨年の"毒饅頭"などのいわゆる流行語のことではありません。私が注目するのは、新しい言葉ではないけれども、何かのきっかけで、急浮上する可能性がある言葉です。

例えば、リストラという言葉は川柳にも出てくるくらいほぼ日本語化されていますが、出始めのころは、"リストラクチャリング"という正式な名称とその日本語説明とともにもっぱら経済紙やビジネス書に登場していました。
それが、" 平成の大不況"が進行するにつれ、日常語にまで普及したのは皆さんよくご存知のことだと思います。

また、遺伝子組み換え食品は、少なくとも5年位前までは、一般にはあまり知られておらず、あるクライアントの依頼を受けて主婦にたずねてもよく怪訝そうな顔をされたものです。
このように言葉自体は以前からあるものの、まだ一部の人にしか知られていないけれども、何かのきっかけがあれば、ちょうどヒットチャートで100位近辺にうろついていた曲が あっというまにベスト10入りするような言葉がいくつかあります。

そのうちで今年、私が最も注目しているのが、社会的責任投資(SRI)です。
SRIというのは、アメリカで提唱され発展してきた株式投資手法のひとつで、簡単に言うと企業を業績以外のものさしで評価し、その評価により投資する企業を選定しようとするものです。業績以外のものさしとは、具体的には"環境にどれだけ配慮しているか""女性をどれくらい採用し、活用しているか""コンプライアンス体制はしっかりしているのか"といった、数多くの評価基準を設け、その評価により企業をいわば格付けし、投資するか否か判断しようとするのです。

日本では、5年位前から言葉としてはありましたが、急速に広まりだしたのは、昨年からです。日本で急速に広まりだした背景としては、食品メーカーをはじめとした企業不祥事が相次いだことがあります。どんなに業績が良くても、消費者の利益をおざなりにしていたことが明るみされたことにより、企業を業績とは別の側面から評価する必要があるのではないかといった気運が高まりをみせたことで、SRIが浮上してきたのです。

今年に入ってから、ある大手商社の年頭の訓示にSRIが使用されていますし、証券会社が販売する投資ファンドにもSRIを謳ったものが増えてきています。
また、市民レベルでも消費者団体・生協等主として女性を中心に広がりつつあります。

投資関係者の間では、SRIは女性に受け入れやすいだろうとの見方がされています。これまで、投資では少数派の存在であった女性が、SRIをきっかけにしてどれ位の広がりを見せるのか、SRIが浸透するにつれ企業そして企業に属する構成員はどのような影響を受けるのか目が離せません。

皆さんもSRIに注目してみたらいかがでしょうか。

 

 



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