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 ビジネストレンド

注目されるシニア層
 

最近、シニア層が注目を集めています。シニア層とは具体的には50歳〜75歳をさします。当たり前のことですが、このシニア層はどんな時代にも存在していたので、特に目新しい集団ではないのですが注目を集めているには理由があります。一つ目は人口、二つ目はそのライフスタイルです。

人口という観点から、なぜ注目を集めているかというと所謂“団塊の世代”がこの集団に含まれているからです。昭和23年〜28年に生まれた、第一次ベビーブーム世代がシニア世代に突入し、この世代の人口のかなりのウェイトを占めるようになってきたことが、その動向に関心がもたれる大きな理由になっているのです。

国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」によると、2000年時点で、日本の65歳以上の高齢者の割合は17%。これが、2015年には高齢者の割合は全人口の4人に1人となると予測されています。最近、出生率の低下に歯止めがかからなくなっていることを考えあわせると、高齢化のスピードはこの予測よりさらに加速されるとの見方さえ出ています。

このように今後のビジネスにおいてシニア層に好むと好まざるを問わず、向き合わざるをえない状況になりつつあるのです。実際に、この1,2年でシニア層にターゲットを絞ったコンサルィング会社やシニア層に特化したインターネット調査会社が相次いで設立され、業績を急速に伸ばすなど様々な動きが出ています。

それに伴ってシニア層に関わる調査が活発にされるようになっていますが、その結果の共通項として興味深いことは(1)シニア層は自分達が“シニア層”と呼ばれるのを嫌っている(2)実際の年齢より自分は若いと思っている人が多い(特に女性)(3)人と同じことを嫌う(特に団塊の世代)(4)世間で思われている以上にインターネット・メール・携帯が普及していることです。つまり、昔の“お年寄り”のイメージから全く異なるライフスタイルを持つ大集団が形成され始めているのです。

この大集団に照準を合わせ、成功した例がヤマハが展開する“大人の音楽教室”です。コンセプトは“憧れのあの楽器をもう一度”。シニア層でも特に団塊の世代はビートルズ世代でもあるので、その前の世代よりギター等の楽器に親しみを持っています。その潜在需要をうまく掴み、生徒数は年々増え、近く
東京の新宿に最大規模の音楽教室が開設される予定です。

また教育界では、各大学が社会人教育に力を入れていますが、公開講座で学んでいたシニア層が講座に飽き足らず、大学に入学する例も出始めているようです。少子化に悩む大学にとってシニア層はこれから大事なお客様になっていくでしょう。

今まで老人というと“活動的でない”、“健康でない”という否定的なイメージを持たれがちでしたが、今後、シニア層の人口が増えるにつれ、その見方は一変されるでしょう。これは、高齢化社会の一つの光明かもしれません。

 

 



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