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仕事環境

インキュベートオフィス利用のメリット
  SOHOといえども、仕事場はきちんと準備したい。

でも、敷金・礼金などもバカにならないし、だからといってお客様を呼ぶのに、自宅ではねぇという方もい
らっしゃるかと思います。

流行のインキュベートオフィス。
最近あちこちにできはじめていますが、その実体はどんなものなのでしょう?今回は、日本初の本格的なインキュベータを実現した、(株)ケイエスピーのインキュベート事業グループ、アシスタントマネージャーの飯沼さんにお話しを伺いました。このようなスペースを上手に利用して、仕事場もステップアップしている方が増えているようですよ。
Q: 日本初の本格的なインキュベータとお伺いしていますが、いつ頃から事業を開始されましたか?
A: かながわサイエンスパークは、日本における最初のサイエンスパークとし
て1989年に誕生しました。そして(株)ケイエスピーはサイエンスパーク
の建設と運営を担当する第3セクターとして1986年に創業しました。現在、
サイエンスパークには、研究開発型企業、ベンチャー企業を中心として、
120社余りが入居しています。
   
Q: インキュベートオフィスを利用するメリットは、どんなところにあるとお考えでしょう?
A: 創業時にインキュベートオフィスを利用することで、世間相場より安い賃
料や保証金の減免等により、創業時のイニシャルコストを低く抑えること
できます。また、インフラ・利便施設・ビジネスサポートなど、各種サー
ビスを完備していますので、純粋に「創業する」ということに注力できる
と思います。
   
Q: なるほど。確かにすべての環境を自力で整えることを考えると、それだけでも一苦労ですからね。
ところで、最近SOHOがクローズアップされていますが、
ケイエスピーさんのサイト<http://www.ksp.or.jp/>にご案内のあるスタートアップルーム・シェアードオフィスがSOHO向けと考えてよろしいのでしょうか?
A: いいえ、違います。
あくまでも、かながわサイエンスパークで、企業が成長していただけることを前提にしています。
シェアードオフィスは、創業準備から起業初期段階(最長3年入居できます)に利用するスペースです。スタートアップルームは、順調に立ち上がった後、さらに、成長していくベンチャー企業が使用します。
   
Q: では単純にSOHOが入居できるというものではないのですね?あくまでも起業を前提とするわけですね。
入居条件として、会社設立5年未満とありますが、個人開業というレベルでもいいのでしょうか?
A: 個人で開業されて、しばらくして人員を増やし、成長していく意志がある企業ということになりますね。また、創業後5年を超える会社であっても、社内で新規事業を立ち上げる等のケースは、当該事業部の入居を認めることもあります。
   
Q: インキュベートオフィスというと、インターネット環境は当たり前に完備されていますよね。
A: そうですね。(株)ケイエスピーは、インターネットプロバイダー事業も行っています。
館内企業に対して良好な情報通信インフラを提供しています。また、ネットワーク構築の各種相談や管理者向けの初級ネットワークセミナーなども開催し、情報化に必要なアドバイスもしています。
   
Q: ビジネスにはインターネットは欠かせなくなってきていますからね。そういった意味でも、きちんとしたバックアップ体制ができているというのはありがたいですね。
それはそうと、コンテンツ・クリエイター養成校のデジタルハリウッドと提携して、卒業生を入居させていると伺っていますが、詳しくお伺いできますか?
A: はい。ブートデザインスタジオというSOHOトレーニングルーム事業を、平成10年に開始しました。その事業がデジタルハリウッドと提携したものです。
ケイエスピー内に若手クリエイターの活動拠点となるトレーニングスタジオを開設し、将来的にSOHOでの制作活動をめざすデジタルハリウッドの卒業生を対象に、拠点となる「場の提供」、仕事の紹介や人的ネットワークの構築など「プロデュース機能の支援」などを行おうというものです。
詳しくは、以下のニュースレターをご参照ください。
<http://www.ksp.or.jp/news_32/p6.html>
このプロジェクトを経験した後、独立開業された方もいっらしゃいます。
   
Q: 企業の立ち上げ支援から、SOHO育成まで幅広く活動されていうるのですね。
ところで、スタートアップルームもシェアードオフィスも現在、空き室が全くないようですが、今申し込むといつ頃入居できそうですか?
A: 現在は、ほぼ満室状態ですね。
しかしながら、入れ替わりも激しい業界なので、いつ入居できるといったことは申し上げられません。通常、ファーストコンタクトから約2〜3月程で入居できます。
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あとがき

最近インキュベートオフィスという言葉をよく聞きますね。
規模としては5室ほどの小規模なものから、100室以上の大規模なものまでいろいろですが、どちらにしても、起業を目指したものが多いようです。「身の丈SOHO」の私にはちょっと敷居が高いわけですが、一念発起した起業家にとってはインキュベートオフィスに入居できるかどうかが、独立というフィルターの第一段階のような気もします。
オフィスによっては、専任の秘書さんがいるところもあるようですし、仕事に専念できるという意味では、本当に快適ですよね。うらやましいなぁ〜。

 

 



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